‘WATCH OUT' Story Board

what i saw that day

Writer ㅅ**

Date 24-08-24 00:00

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この話は私が実際に体験した話です。

私は日本の学生なのですが、日本の有名な怪談としてトイレの花子さんというものがあります。地域によって違かったりするのですが、私たちの学校では黄昏時の夕方4時頃〰️5時の間にトイレのノックをして「花子さん遊びましょう」と話しかけると、個室の3つ目の中から女の子の返事が返ってくるというお話でした。

ある日の学校終わり、私は教室に忘れ物をしたので教室に取りに戻ることにしました。

一人で行くには怖く、友達3人で取りに戻ったのを覚えています。荷物を取り、帰ろうと思ったのですが、当時の私はこの話を知っていたので怖いもの見たさと好奇心からトイレの花子さんを試してみることに。

一つ二つと友達と交代しながら「花子さん遊びましょ」とトイレのドアをノックしていきました。

正直1つ目2つ目で返事が返ってこないのはわかっていたので友達とふざけながらノックしていきました

問題の3つ目のトイレをノックするのは私。

ドキドキしながらおそるおそるノックをしてみます。

コンコン。「花子さん。遊びましょ」

3人でドアの前で待ちます。中からは何も聞こえてきません。鍵も空いています。3人でドアノブに手をかけせーのでドアを開けました。

ギィィ〜鈍い音を上げながら開いたドア。

中には誰もおらず、3人で何も無かったね。やっぱり噂かとなり、帰ることにしました。トイレから出て靴箱へ向かいます。しかし靴箱に向かうにはトイレの前を通らないといけません。

心の中はドキドキしながら3人で楽しく話しながら廊下を歩いていたら、トイレからかすかにポタポタとなにかが滴る音が聞こえます。水道を閉め忘れたのかと思いましたが、使った覚えもありません。友達も恐怖で3人で腕をぎゅっと組み、下を向いて通り過ぎようと思い廊下を歩きました。

そしてトイレの前にさしかかったとき。

消えていきそうな声で「遊びましょ」と聞こえ、横を少し見ると

そこには血まみれで髪の長い白い服をきた女性がたっていました。。。

一目散で走り出そうとする私。しかし、他のふたりはまだ気づいていません。とっさに走るよと声をかけ、3人で走り出しました。

靴を急いで履き替え学校から飛び出した私達。

あの女の人を見たのは私しかいません。

他の2人は見えていなかったと思います。

その場ではすごく誤魔化しましたが、

校門から出て少し振り返った時。

鬼のような形相で窓にうっすら立っていたのを10年たった今でも未だに覚えています。

幸いその後すぐに神社へ行き清めてもらったため、不幸なことが起きたりはしませんでした。

あの日見たのは、トイレの花子さんではなく一体なんの霊だったのか。。。